ランニング

ON のランニングシューズ・CLOUDのレビュー

先日紹介したONのランニングシューズ、CLOUDで30km程走ってみました。購入を考えてる方はご参考に。

結論:ランニングに慣れてる人にはオススメ

汚い足でほんとすいません

結論から言えば
「ランニングが習慣になっていて、ある程度フォームを意識して走れる人にはオススメ」
という感じです。表現が難しいですが、ちょっとシビアなランニングシューズという感じです。ちゃんと良いフォームで走れている時はスムーズに走れるのですが、フォームが崩れ出すと露骨に走りの効率が悪くなる印象です。

逆に言えば、フォームの乱れを感じやすいので、その辺を意識して走っている人にはオススメのシューズです。

ON CLOUDの良いところ

具体的に良いところを挙げましょう。

1. 軽い

これは前のシューズ、ASICS NIMBUSと比べてですが軽いです。重量的にはNIMBUSの334gに対して、CLOUDが230gです。(共に公式サイトより)

数値にするとたった100gかと思いますが、これ片足です。「100g 重さ」で調べると「小ぶりの卵2個分」ぐらいらしいので、今と比べると去年の僕は、走る時に足に卵を2個ずつぶら下げてたようなもんなんですね。合計4個も。

そりゃ軽く感じます。そしてこの軽さが疲れてきた時にかなり効きます。結果、良いペースで長く走れます。

軽さは正義です。(ここで卵を4個握り潰す)

2. 路面とのダイレクト感

路面状況をしっかり捉えて、それが自分に伝わるので自分のフォームを意識し易いです。状況がちゃんと分かるので、自分のフォームもよく分かるし修正もしやすい感覚があります。

車でも柔らかいサスペンションだと基本は快適ですが、スポーツ走行をすると足回りが柔らかすぎてコントロールしにくいですよね。そういうイメージです。

3. フィット感

足にフィットする点も好印象。全体的にアッパーの生地は薄いですがハリがあり、しっかりしていて、履くと足にフィットします。足を入れた瞬間から気持ちいいです。

靴紐のところがゴムなので脱ぎ履きもしやすいですね。履く度に靴紐を結び直さなくて良いのがめちゃくちゃ楽です。ちなみに普通の紐も付いてます。

4. 見た目がよい

購入後1週間経ってみても、玄関に置いてるだけでテンションが上がるかっこよさです。これだけでも買って満足みたいなところもあります。

やっぱり見た目大事ですよね。

気になったところ

ちょっと気になった点とか。

1. 固め

これは路面とのダイレクト感との裏返しになりますし、NIMBUSのクッション性が良かったからこう感じるのですが、特に履き替え直後はクッションが固いと感じました。

クッション性が無いということではありませんが、中空のソールなので、ある程度ソール素材がしっかりめなのでしょう。

こういうところは「これからランニング始めます!」って人には向かないかなと感じるところです。

これから走り始める人はもう少しクッション性があるシューズの方が怪我のリスクも少なくて良いでしょう。

こちらにONのシューズラインナップを解説した記事があるのでそちらをどうぞ。

2. 「爆発的な蹴り出し」ってほどではない

ONの売り文句である「爆発的な蹴り出し」ですが、反発性はNIMBUSの方が良かったかなと感じます。

おわりに

こうして見ると、ASICSのNIMBUSの方がクッション性も反発性も良かったということになります。実際、NIMBUSも全然オススメ出来るシューズです。

ただCLOUDにしたことで、「軽快感」と「走りのレベル向上」を手に入れたということになります。特にフォームが正される感じが僕はとても気に入っています。

ということで今年はこのスイス生まれのCLOUDで、ランニングを楽しみます。待ってろ、1,100km!

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